金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

どうしよう……――。


こんなところでキスしているところを見られたら恥ずかしくて死んじゃうよ……――。


顔が真っ赤になり息が苦しくなる。


だけど、朝陽はあたしのそんな反応を楽しむかのようにどんどん深いキスをする。


「んんっ……」


思わず声を漏らすと、


「今何か変な声しなかった?」


女子生徒たちのうちの一人がそんな疑問を口にした。


一気に跳ね上がる心拍。


ドキドキドキという心臓の音が外まで聞こえているんじゃないかって心配になる。

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