金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

よかった……。本当によかった。


ホッと胸を撫で下ろしながら教室を出た瞬間、


「え?」


見覚えのある人物とバチッと目が合った。


えっ?どうして……?


マスク姿の朝陽を見つけて思わず瞬きを繰り返す。


「あ、朝陽……来てたの!?」


「あぁ」


「い、いつから!?入って来てくれればよかったのに!」


「心配になって来てみたけど、ちゃんと一人でできてたじゃん」


朝陽はわずかに目を細めた。
< 395 / 405 >

この作品をシェア

pagetop