金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
よかった……。本当によかった。
ホッと胸を撫で下ろしながら教室を出た瞬間、
「え?」
見覚えのある人物とバチッと目が合った。
えっ?どうして……?
マスク姿の朝陽を見つけて思わず瞬きを繰り返す。
「あ、朝陽……来てたの!?」
「あぁ」
「い、いつから!?入って来てくれればよかったのに!」
「心配になって来てみたけど、ちゃんと一人でできてたじゃん」
朝陽はわずかに目を細めた。