金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
「あーーーいーーーちゃん!」
「あっ、鈴木君……」
振り返ると、キャップをかぶり白いロンTにネルシャツを腰に巻いた鈴木君が立っていた。
「最初誰だか分かんなかったんだけど。超可愛い子がいるとおもってみてたら愛ちゃんだった」
「……あたし……変じゃない……?」
「変?いやいや、むしろ逆だって。超可愛い。つーか、どうして今日はまたそんなにオシャレしてんの?」
「この服はカナコが選んでくれたの。あたし、センスがないから……。メイクもカナコがしてくれたんだ」
「へぇ~、カナちゃんが。いいセンスしてる」
鈴木君はにんまり笑う。