エクセル・インフェルノ
プロローグ

たかがゲームだ。


そう思って俺がログインしてから既に二週間が経っていた。


その間に何人ものプレーヤーが目の前でモンスターに襲われ。プレーヤー同士で争い……そして命を落とした。


「……夏生」


偽物の空を見上げ一緒にログインした親友の名を呟き二週間前の、あの悪夢の始まりの事を思い出していた。

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