東京片恋専科。
「私が悪いんだけど…会って話したいって。家の前にいるからって」

「今は会いたくないんだ?」

「うん」






「そっかー…じゃあ今夜うち泊まっていいよ?」




「・・・・・・・?


・・・・!!!



でぇええええええええッッッ?!」




私の動物のような雄叫びが初夏の夜空に響いた。
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