小宮の隣・俺のモラル
「ひ、悠!……そこ…やだっ!」
「わざとだよ……。」
また、俺は攻められている。
「んんっ!…あっ…悠の当たってるから…。」
「由希の身体いやらしいー…。」
ダメだ。このままじゃ……。
「悠っ!!あのさっ!……今日はっ!!」
俺が話しても、手を止める気配がない。
「んー?」
「俺が悠に入れたいっ!!」
や、やっと言えた……。悠の顔を恐る恐る見つめた。
「んー。いいよ?」
にっこり笑って、言う悠が怖い…!!
言ったはいいが、いざするとなると……わからない…。悠が俺にしてくれたみたいに…すれば、いいんだよな…。
いつも、こんなのが俺に入ってると思うと恐ろしくなる。
悠の熱い…。
「………んっ………はぁっ…。」
口に含むと苦しくて、すぐ離してしまう。
「ゆーうーきー……もっとして?」
悠を見ると余裕の表情をしている。
俺にしてくれる時みたいに。
悠の唇…指…視線…全て思い出しながら…。
「んっ……ん……っ………はっ。」
悠の優しい手が俺の頭を撫でる。
視線を向けると、悠の表情は歪んでいる。
気持ちいいって思ってくれてるのか…?
「由希…っ…ん……いい。そこっ…。」
悠の声は熱をもってて、いつも以上に色っぽい。
その反応を見て、更に答えようとする。
「っあ……由希っ。もぉ……出る…っっ!!」
「んんっ…………!!」
俺が愛撫して……悠がイった……。
やばい…すげー嬉しい。
「由希……よかったよ?」
「嘘だっ…俺が上手く出来たわけない…。」
「上手い下手じゃないって…。気持ちがすげー伝わって…俺我慢できなかった。」
そう言うと、俺の腕を引き、悠の顔が近づく。