チョコレート王子と甘い恋。
だけど花梨が言ってる事がよくわかった。
この人、凄いかっこいい。
180せんちはあるだろうな。
あたしと30せんち以上違うんだ。
だけど、チョコレート王子の意味は
まだよくわからない。
「てか名前なんだった~?」
廉斗様って人から目をはなしあたしは再びチャラチャラくんへとむけた。
「葉月緩菜です」
「え?」
そう声をあげたのは廉斗様で、
呆然と口をあけていた。
「葉月……緩、菜?」
え?
「廉斗お前どうしたんだ?」
「葉月緩菜?」
「はい。葉月緩菜ですけど…」
あたしがそう言ったと同時に、
廉斗様はあたしの方へ歩より
「かんなちゃん」
あたしにハグをした。