チョコレート王子と甘い恋。
廉斗said
昼休み、緩菜ちゃんのとこへ行った奏汰が行った。
俺は久しぶりに教室で1人。
「廉斗様今日は緩菜ちゃんの所いかないんですね?」
「久しぶりに廉斗様と昼食❤」
いやいや、俺あんた達と食う気ないから。
「でもそうだよね~❤緩菜ちゃん好きな人いるんだからその人と一緒に食べさせた方がいいもんね~」
「やっぱ廉斗様優しい」
は?好きな人?
なんだよそれ。
「その好きな人だれ」
「あたし達は知らないけど転校して来た時に彼氏はいないけど好きな人はいるって言ってたみたいだから」
は?んだよそれ。
緩菜ちゃん好きなやついるわけ?
は?意味わかんねー。
「あの、廉斗様?」
「あのさー黙ってくんない?俺1人で食いたいんだけど」
「あ……ご、ごめんなさい!」
さっきまで俺の席に群がってたやつらはその一言で皆どっか行った。
ちょっと冷たく言ってすぐどっかいくくらいなら初めからくんじゃねーよ。
チッ