チョコレート王子と甘い恋。


「今日は学校午後から行きなさい」


・・・・・はい?
話がとびすぎて訳がわかりません。



「今日から1週間居候させてもらうことになったから、午前中に必要なものその人の家に運んじゃいなさい」



・・・へ?
い、居候!?

お母さん今簡単に言ったよね!?



「だれのおうち?」

「そんなのすぐわかるわよ」


すぐ?


「お母さんどうゆう

ピーンポーン



あたしの言葉をインターホンが遮る。



「あら、迎えに来てくれたわよ」


迎えに来たって………、嘘でしょ?
あたしだれかも知らないんだよ?
もしあたしの知らない人ならどうすればいいの?



「緩菜きなさーい」



玄関であたしを呼ぶお母さん。
小さくため息をはいてしぶしぶ重い足取りで玄関へと向かった。



「もう緩菜遅いわよ」

「うぅー…ごめんな………え?」



なに?どうゆう状況?
え?なんでここにいるの?

あ………まさか………、
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