チョコレート王子と甘い恋。
ーーーーー……
「ごちそうさまです。
おばさん、美味しかったです!」
「あらよかった~。緩菜ちゃんの為に張り切っちゃったのよ!」
「ありがとうございます。
今度教えてくださいよ!」
「あら!いいわよ!
なんか緩菜ちゃんが娘になったみたいでおばさん嬉しいわ~」
「あたし洗い物しますよ」
「あら、大丈夫よ。緩菜ちゃんはお風呂でもはいってきて。もう湯船入ってるから」
ドクン
お風呂………。
「緩菜ちゃん、どうしたの?」
廉斗くんにかけられた声によってあたしの心拍数は速くなる。
「な、なんでもない。
お風呂いくね!
すいません、お先失礼します!」
逃げるようにお風呂場に向かって服を脱いだ。
まだバクバク言ってる。
こんなんで大丈夫かな?
ご飯美味しくて忘れてたよ。
でも、お風呂出てどこで実行すればいいのかな?
リビングだとおばさんいるし、
まさかおばさんの前とかないよね?
ううん、あたしはそんなことしないからね!!