チョコレート王子と甘い恋。
緩菜said






「廉斗様よー!!」


「きゃー!!」




クラスにいた女子、廊下にいた女子、
そのほとんどの子達が走ってどこかに行ってしまった。


アイドルかなにかかな?



「アイドルじゃないよ!」


へ?


「葉月さん、口にでてたよ」


え!うっそ!


「あはは、葉月さん面白い」

「えっと……」

「あ、わたしは鈴本花梨。花梨でいいよ」


クリーム色のボブの女の子は花梨と言い、

あたしとは正反対な

スラッとした体型、身長。

小顔なその顔はにきび1つない綺麗な肌をしている女の子。



「じゃああたしのこと緩菜でいいよ!
花梨、よろしくね」
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