嘘でも良い
☆あとがき☆
☆☆
初めまして、またはお久しぶりです。
米本美生です。
この話、章が多いくせに(全6章、プロローグエピローグいれて、8章です)、ページ数はそこまで多くありません。
それが凄く印象的ですね。
“嘘から始まった恋”っていうのが個人的に凄く好きで。
あと双子が出てくる話も好きなので。
自分の趣味を全部いれた話です。
双子のどちらかが片方に嫉妬するっていうのは好きですね。
夏月と彷徨は、その典型です。
夏美と皇紀が凄く完璧なので。
双子は名前が似ているのが良いよなぁと思っていたのですが、似すぎると読者様も私自身も迷うなぁと思ったので。
夏美と夏月は似たような名前にして、皇紀と彷徨はあんまり似ていない名前にしました。
ですが皇紀と彷徨は、どちらも“皇”がはいっているので、丸っきり似ていないというわけではありません。
彷徨と書いてカナタと読むのは、気に入っていますね。
カナタという名前が好きなので。
5章と6章は、1章~4章までの夏月目線をムーン(彷徨)目線にしています。
なのでメールの内容とかがリンクしています。
探すの大変だった、という思い出があります。