叶う。 Chapter1
プロローグ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
もしも、あの日俺がお前を眠らせなければ、全ては変わらなかったのだろうか?
隣で眠るお前の姿を見て、頬に流れるように張り付いた髪を払うと、お前は一瞬だけ眉をしかめた。
眠っているお前はすごく綺麗だと思う。
それは前と何も変わらない。
小さく寝息をたてるお前は、あの頃とちっとも変わらないのに。
あの日から、お前は壊れたままだ。
俺がお前を壊してしまったんだ。
だけど、心配はいらない。
例えお前がどうなろうとも、俺はお前の傍に居る。
“置いていかないで”と言って、俺の手を掴んだお前を俺は今でも鮮明に覚えてる。
大丈夫。
あの日にした約束は、今も色褪せずに記憶の中にあるのだから。
眠るお前の額に、キスを落とす。
いつかお前が目覚めた時に、全てを話そう。
それまではもう少しだけ、おやすみ・・・・。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
もしも、あの日俺がお前を眠らせなければ、全ては変わらなかったのだろうか?
隣で眠るお前の姿を見て、頬に流れるように張り付いた髪を払うと、お前は一瞬だけ眉をしかめた。
眠っているお前はすごく綺麗だと思う。
それは前と何も変わらない。
小さく寝息をたてるお前は、あの頃とちっとも変わらないのに。
あの日から、お前は壊れたままだ。
俺がお前を壊してしまったんだ。
だけど、心配はいらない。
例えお前がどうなろうとも、俺はお前の傍に居る。
“置いていかないで”と言って、俺の手を掴んだお前を俺は今でも鮮明に覚えてる。
大丈夫。
あの日にした約束は、今も色褪せずに記憶の中にあるのだから。
眠るお前の額に、キスを落とす。
いつかお前が目覚めた時に、全てを話そう。
それまではもう少しだけ、おやすみ・・・・。
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