戦京愛夏



京弥
(なんだよ、俺ばっか目の敵にしやがって)


そんな京弥の唯一の心の支えがいた




「よーう!先生、また稽古ですか?」


「あ!流さん!」



京弥が1人の青年に駆けつけた



「おぉー京弥!どうだ?稽古頑張ってるか?」


「もうやりたくないんだよ稽古なんて」


「それはダメだぞ。将来愛羅ちゃんを守るために強くならなきゃ」


「みんな愛羅のためって言うな
そんなに愛羅のこと好きなのか?」


「違う。男はな、妹であろうと女を守るために強くならなきゃいけないんだ」


「そうなのか?」


「あぁ、お前のかーちゃんを守れなかったからとーちゃんがお前を強くして愛羅を守ってあげられるくらいの男にしたいんだろう」


「……ふーん」




流はいつも京弥に色々教えていた



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