戦京愛夏
「流、あんま余計なことを教えんな」
風丸が流にげんこつをする
「あ、すいません。ついつい京弥には色々教えたくなっちゃって」
「まあ京弥が一人前の男になるまで
どうかよろしく頼むぞ」
風丸が流の肩にポンっと手を置く
(なんだよ偉そうに、クソ親父が)
稽古が終わると
「愛羅ー京弥ー食料の調達お願いしていいかー?」
風丸が稽古の後で休んでる2人に向かって申し訳なさそうに手を合わせて言った
「いいよーにいちゃん行こう」
「えー俺、流さんと遊びたい」
「ワガママばっか言うな!」
また京弥は尻をぶたれる
「まあまあ先生、俺も食料調達手伝いますよ
そのついでと言っちゃなんだけど
そろそろ京弥と手合わせでもしたいなと」
流はニコニコしながら風丸に言う
しかし風丸は首を横に振った
「京弥じゃまだ無理だ
流と手合わせなんかしたら泣いて逃げて帰ってこれなくなる」
「そんなーそこまで本気出さないですよ」
「俺、流さんと戦いたい」
京弥は休めていた体を立ち上がらせ
真剣な眼差しを風丸に見せた