戦京愛夏
「お?京弥、やるか?」
「流さんより強くなって
とーちゃんみたいな悪党を懲らしめてやるんだ!」
「おい、誰が悪党だ」
風丸は京弥にげんこつをする
「まあいいだろう、京弥、
流は俺が教えて来たどの生徒よりも遥かに強かった男だ
今の自分の醜さを知るのにちょうどいいかもな」
(いちいち感に触る言い方しやがって)
「じゃあ京弥、俺に一発でも竹刀を当てられたらお前の勝ちでいい
でも俺は容赦なくお前を切りにかかるから
ギブアップしたら終わりにしよう」
「うん!」
「にいちゃんがんばれー!」
流と京弥は竹刀を構え
「それでは始めます。
準備はいいか?」
コクリと頷く京弥
「はじめ!!」