戦京愛夏

｢わーー！！兄さん！！見て見て！｣



｢おおおー！ドラえもんのタケコプターってこっから来てんだなー｣




竹とんぼで遊ぶ京弥と愛羅



その近くで座りながら微笑ましく見ている夏未



すると


｢へーい彼女ー！｣


｢僕らとお茶しない？｣



突然夏未の前に2人の男がやってきた



｢ん？｣


それに気付いてた京弥は少し視界を夏未に寄せるが



竹とんぼに夢中になる




｢いや、私あの2人と一緒に居るんで｣



｢いいじゃんいいじゃん！
奢るよ！？団子も食おうぜ｣


｢そーだよ彼女！
ただお茶するだけなんだから｣


隣に挟まれる夏未



｢無理です、他の人誘ってください｣



｢いいだろーがよ！｣



男が無理矢理夏未の手を握る



すると



ガツ！



｢いて！｣


竹とんぼが男の頭に直撃



当てたのは愛羅



（愛羅、竹とんぼまで的に当てれるのかよ）



｢あ！ごめんなさい！あははは！｣



明らかにわざとだ


｢…は！ははは！
君も一緒にどう？｣


苦笑いの男は愛羅にも手を差し伸べる



｢いや、キモいんで結構｣




きっぱりと愛羅は断った