戦京愛夏




「あんまり兄さんの言う事気にしなくていいですからね
名前はなんて言うんですか?
あたしは愛羅って言います。そちらは?」




愛羅が優しい笑顔を見せて女に言う




それを見た女は怪我した足で立ち上がり



「夏未。」




夏未と言う名前だった




「夏未さんか。よろしうお願いしますねこの男の人はあたしの兄さん。
京弥って名前なんでこの人もよろしくお願いします」



夏未はまだ京弥を睨んでいる



「なんだその目は」



京弥そう言うが全く目をそらさない夏未




(なんて女だ。女の体で怪我をしても尚男を睨むその姿勢。
気が強いだけなのかわかんないけど)



恨みのある京弥の目を離さない



「そんな目で見ても無駄だ。
俺は敵じゃない。ただの通りすがりだ」



「……刀を持っているだろう」


「あーこれ?LOFTで買った飾りの刀な?」



また適当な事を言う京弥






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