戦京愛夏




しばらくすると




「兄さーん!」



愛羅が夏未と伊織を連れて駆けつけていた




「なんだ、意外と早いじゃねえか」



京弥が一言言う



「龍斗ー!!あんた大丈夫!?
もうー!心配したんだから!
なんで無茶するの!ばかばかばかばか!」



「いてーいてー!傷に響く!」


伊織は龍斗を強く抱きしめる



「ひとまず、ここで休んでから出ましょう
怪我組はそのままで居てください」



「怪我組とか言うな、殺すぞ」



京弥は愛羅を睨んで言った



「俺は動けるんだよなー
愛羅、龍斗にキスすれば龍斗の傷治るぞ」



「はあ??」



「ば、ばか!!やめろそういうの言うの!」




京弥は悪どい顔をして龍斗を見る




(もう嫌だこいつ!)



すると……





バッ!!!





突然1人の男が現れる




それに反応した京弥と愛羅




京弥は傷をおっていたため刀を抜くのが遅れたが




愛羅が小刀を抜いて男の首に小刀を向ける




男は京弥に刀を向ける


しかしそれを京弥はしゃがんで避けている







「………え、なに??」




夏未が困惑




伊織と龍斗も何が起きたのかわからない状況






「これセーフでしょ!?」



「いや、0.3秒遅い」



「兄さん!だから怪我しないでって言ったじゃん!」



京弥、愛羅、男の3人は笑っていた

















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