サイコーに幸せなお姫様。



「うーん……」



相馬は頭を抱え込んでしまった。



「そっ……そんなにひどい?もしかして全滅?!」


「いや……この最後のはいいんじゃない?女の子は喜ぶんじゃない?」



おおっ!!それは俺も結構お気に入りの案だった。



だって姫にピッタリだったし♪



「一応、鮎川さんにも意見を聞いてみてそれとなく練習でなおちゃんに試してみれば?」


「大丈夫!大丈夫!よく寝室に連れていく時してるから♪」


「ぷっ!そんなこと言ったらなおちゃんに怒られるって」


「いいの!見られてないし♪でもそろそろ帰らないとなおが帰ってくるから。ありがと!またな!」


「うん。準備頑張ってね」



という経緯で俺のサプライズは決定した。



そう。お察しのとおり退場する時にお姫様だっこする案。


鮎川さんに言ったらかなり好評だった。


ていうか何人か実際やっている新郎新婦もいるらしい。やっぱりかなり盛り上がるらしい。



身長はあるけど細いから全然抱きかかえるのは余裕に考えていたけど当日はドレス姿。



鮎川さんにもばれないようになおをお姫様だっこする感覚をつかむようにアドバイスされた。




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