サイコーに幸せなお姫様。



小さなカフェ。久々に休みが合った親友のあみとショッピングとランチに来た。



あみはどうなんだろ?普通の時と旦那の相馬と二人っきりになった時。



態度とか口調とか変わったりしないのかな?



「このドレッシング美味しい♪なおも!はい!」



そう言って私にサラダを食べさせてくれるあみ。



「美味しい!」


「ね♪今度来たら違う味も試そう♪」



女の私から見てもかわいいんだから。いつもにこやか。純粋で女の子らしい。



私とはまるで正反対。でも聞くだけ聞いてみようかな。



「あみとあんまりこういう話するの嫌なんだけどさ……」


「え?何?」



表情が一気に変わるあみ。うう……恥ずかしいから言いたくないけど一人悩むより親友のあみに聞いてほしかった。



「……夜とか……あみは変わったりする?」


「夜?」


「私さ、ツッチーが初めての彼氏だからよく分からないんだけど雰囲気のまま流されて……私らしくないくらい女の子っぽくなるっていうか……」



ああ……話していて自分でもワケ分かんなくなってきた。だけどあみには私の言いたいことを一発で理解してくれた。




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