並木道〜優しい嘘〜
私はビックリした。

「え?なんで?放課後学校案内しなきゃ、ダメなんでしょ?そんなの面倒くさいじゃんよー!!」

そーこーしてるうちに私たちのばんになった。

私が、初めに引きその次に明日菜が引いた。

えっーと、17番ね。

と思いながら黒板を見た。

「よっしゃー!!窓際の1番後ろだー!!明日菜はどこ?」

「私は侑希の前の席だよー!!今回は席近いねー!」

やったーと2人でハイタッチした。

そーだ。隣は誰かなと教室を見てみた。

すると・・・

そこには大城くんの姿が。

「明日菜。」

「ん?どしたの?」

「隣・・・隣の席が・・・。大城くん。」

どれどれ?と明日菜が教室を見渡すと・・・

そこには窓の外を見る大城くんの姿があった。

「みんなクジ引いたかー?そろそろ席に着けー」

そんな先生の声が聞こえた。
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