秘めた想いが溢れ出して



今までずっと傍にいてなんでも知っていると思った真吾の、全く知らなかった雄としての顔をこれでもかというくらい見せ付けられた。
たった一日の出来事にも拘らず、身体中のどこもかしこもを愛されて、どこまでも甘やかされて、あたしの心臓は撃ち抜かれてしまった。





「嬉しい」と「悔しい」が胸に渦巻く。



今まで、女子力を高めることなんか全くしてこなかったし。
それでも、真吾はそんなあたしを好きになってくれたんだけど。



絶対絶対、真吾があたしなしじゃいられないくらいのイイ女になってやる!と、内心で決意も新たにする。



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