返してよ




結生「旭からなんか聞いてるか?」

苺「何を?」

結生「聞いてないんだな、じゃあ俺が説明するな」

苺「簡潔によろしく」

結生「はいはい、苺のクラスは3年S組だ。容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、族の幹部以上がいるところな」

苺「族の幹部以上?」

結生「この学校には世界No.1のお前の族もいれば全国No.1の龍皇もいる。ま、簡単に言えば、族の塊ってとこだな」

苺「めんどいなー…」

結生「あ、着いた教室」

苺「…ここ?」

これ本当に教室か?
城の一室みたいだな…


のわりにはうるせー

『ギャハハハハハハ』

『あーまぢでぇー??ウケるんですけどぉ』

『でねでねぇー』


声でけー

朝っぱらからテンション高いよ
おつかれ


結生「呼ぶから入って来いな」

苺「ん」







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