生き様
 
出会った頃は優しく
付き合い始めは温かかった。

日に日に増すあなたへの思い。

いつしかあなたがいなければ
生きていけないと思うようになってた。

付き合い始めて二年がたった頃
あなたは別人と化した。

優しかったあなたは
私に当たり散らすようになり
温かかったあなたは
氷のように冷たくなった。

毎晩のように夜の街に消えていくあなた。

なにをしているのか気になった。

ケータイをみようかと思った時もあった。

でも、見なかった。
自分が惨めに思えたから。

というより、見れなかった。
あなたの裏を知るのが怖くて。



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