チョコレート(仮完)
「まぁ、そういう事になるな。
っていうかお前、声デカすぎだろ。」
嘘でしょ~??!!
私がショックを受けていると、
悠斗からグサッとくる一言が…
「ま、お前昔から
早とちりばっかりしてたしな。」
ガガガガーン。
「も、もとはといえば、
悠斗が嘘ついたのが悪いんだからね!」
へっへーん♪
「そ、それはっ!
し、仕方ないだろっ!
……嫉妬してほしいぐらい好きなんだよ」
茹でたこのように赤くなる悠斗。
同じく茹でたこのようになる私。
悠斗って、こんなに甘かったの?!
ま、そんな悠斗も悪くないかな…
「悠斗っ!
帰ろっ!」