チョコレート(仮完)
「梨乃、どしたの?」
「いつ告白するか、決めてなかった…」
ズルッ
私、今すっごく自然にズッコケたよ。
私、もしや芸人になれるっ?!
って、そうじゃなくて!
「なんで決めなかったの?!」
「うぅ…だ、だって…」
あ、可愛い❤
悠斗君に取られるの、嫌になってきたわ(笑)
あ、いい事思いついたっ!
私はニヤリと笑い、梨乃に提案…いや、
命令(?)した。
「じゃ、今日悠斗君の部屋に行って渡してきなさい❤
途端、梨乃は少し顔をしかめた。
「そ、そんなこと「できるよね❤
「は、はい……」
しばらくしても梨乃がめそめそしているため、
チョップをお見舞いしてあげた。
ふふっ。やっぱり私、Sかな❤