神様と俺と青春と…
勇「高校二年生になっていきなり遅刻なんて、新しい担任に叱られるな」
?「その担任がまた俺なんだなー」
耳元でいきなり、知っている声が…
勇「お、おはようございます!山セン!」
山「おはよーさん、勇気。一年と同じく俺が担任だぞ!というか三年生も俺が、担任だ!」
この、少し天パのかかった茶髪の若い男は、山口守。
親父と親友だったらしく、何かと俺の面倒を見てくれる。
気の抜けた人だがいい人なのは間違いない。
勇「二年はともかく三年もあんたが担任なのか!?職権乱用だろ!!」
山「職権というより、父権乱用だな!お前の親父さんに頼まれてたの!“息子を頼む”ってな」
勇「頼まれてるその息子が言うのも何だけど、それ絶対クラス同じにするの関係ないよな」
山「まあまあ!おれが近くにいたほうが何かと守りやすいし!名前が守だけに!」
勇「つまらんわ!というか俺狙われてんの!?」
山「………。あ、もう学校だぞ!」
勇「ちょ、無言で流すな!」
こうして、登校した俺と山センは学年主任と教頭におもいっきり指導をくらったのであった