神様と俺と青春と…

勇「山セン!この結界ぶっこわしてくれ!」
 


山「えー!勇気くんって、結界なんてそんな中2病じみたもの信じてるのー?先生将来が心配だわー。」 



ア「私も心配ですー」




山センとアイリはおばさまの会話のように話し始める




勇「………おい。二人とも…」




勇気は、部屋にあった分厚い歴史書を片手にもつ




山・ア「「へ???」」





そして、二人の頭の上に思いっきり振り下ろした





バコン!!バコン!!






まるで、二人は屍のように床に倒れた




山「…うん。調子に乗りすぎたから。ごめんなさい。二発目くらったらさすがに意識とんじゃうから。だから、そのふりかぶってる分厚い本を下ろしてください。」

ア「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」




勇気は、スッキリした顔で本を床におく




勇「いいから早く壊して」



山「でもなぁ、本当にめんどーだし、結構疲れるんだよなぁ。」





勇「…………よいしょっと」




勇気が歴史書をまた握りしめる





山「さ、さぁ。この私、山口先生が、張り切って結界 ぶっこわしちゃおー。」



ア「がんばってください!」




山センは、そういうとダンボールに触れ小さく何かつぶやいた



山「>▷⊿▲∉∩%$∑」




ア「す、すごい力です。迂闊に守さんに近づけません」



勇「何も感じないんだが…。山セン?こわせたー?」



勇気は、山センの肩に触れダンボールを見る
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