神様と俺と青春と…
渡されたのは、ボイスレコーダーだった




山「この時代にまさかのボイスレコーダー!」



勇「中身聞くべき……、だよな?」



ア「ドキドキですね…」



勇「よし。」




勇気は、スイッチを入れ、再生を押す



(あー、あー、こちら結城勇気の親父こと、英雄(ヒデオ)だ。これ聞いてるってことは、下界に危機が迫ってるっことかー…。というか、今、ハデスもこれ聞いてるんだろ?勇気を任せて悪かったな。ま、今までの貸しを返してくれると考えればこれくらいどうってことないよな?それから……)

  


そしてこのまま結局、特に大したことは話してくれなかった


しかし、勇気には多くの疑問が残った




勇「親父の言ってたハデスって、あの地獄のハデス??まさか、山センが……?」



勇気の額に、汗がにじむ



山「地獄じゃないし!冥界だし!
ま、ヘラの話してることは本当だ。俺が“冥界王ハデスだ”」




冥界王ハデス


ハデスは、霆の神ゼウス、海神王ポセイドンの兄であり、ゼウスの娘の春の農耕の女神ペルセフォネを妻として迎えている。

しかし、それは山センのことではなく山センの祖父の神話である。



山センは、言うならばハデス三代目。


山センは、昔から戦闘に長け、頭もよく、ハデス三代目になった。



神々の中でトップクラスに、性格に難があるのもオリュンポスでは有名な話である。
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