神様と俺と青春と…
勇「ハデスって、まじでいたんだな。」
ア「天使はすぐに信じたくせにー」
(守さんがお父様をヘラってよんだことに関してはスルーなんですね…)
勇「いや、神様はいるかもしれないけど、本当に神話通りにハデスという固有人物がいるとは思わなかった…」
山「さっきから、ハデスハデスハデスと、呼び捨てにしやがって!というか、ハデスって呼ぶな!おれは、神様が嫌いなの!!」ガシガシ
山センは、頭をかきむしる
勇「神様が神様を嫌ってるし!変な光景だな…」
ア「守さんは、女の子とイチャつけない。お菓子が食べれない。好きなアニメが見れないとか、しょーーーーもない理由でオリュンポスから逃げてきたんです!」
勇「ほんと、しょーもないな!!」
山「うるせー!あそこにいると時間と仕事に縛られて鬱になりそうなんだよ!冥界なんて死人の魂ばっかだし!気が滅入る…」
勇「仕事ってなにやるんだ?」
勇気はだんだん神というものに興味をもってきた
山「めんどいから、アイリ説明。」
ア「はいです!日本でいう閻魔大王様は知ってますね?」
勇「お、おう。あの、罪の重さで罰を決めるあの地獄の大王様だろ?」
ア「はい!では、その閻魔大王様の地獄に罪人はいくんですけど、それは何を基準で地獄に行くことになるんでしょうか?」
勇「こ、殺しとか?」
ア「なら、知らず知らずに蟻を踏んだり、お肉を食べるために牛や豚を殺生することも殺しですか?」
勇「うっ」
(なんだこの屁理屈は…)
ア「そう。基準がわからないんです。だから、その基準をハデス様こと守さんが見極めてるんです!」
勇「つまり、地獄に行く人行かない人を選別してるわけだ」
ア「なかなか良いご理解です、勇気様!」
山「毎日毎日、たくさん死んだ奴らがくるから、本当に終わらねー…」ハァ
山センが大きなため息をつく