神様と俺と青春と…


ア「し、神獣ですか?それって九尾の狐や、朱雀、白虎、玄武、青龍とかのあの?」
 


山「お、よく知ってるじゃん。神様の中にはたいていそいつらのようなえげつない化け物が宿っている。もちろん俺の中にもな!でも、そいつらを制御できないまま力を使うと…」



ア「使うと?」



山「神話みたいに体から本当に神獣が飛び出して暴れまわっちゃうんだよ!」



ア「は、はぁ。その神獣と修業と何の関係が?」




山センが不気味にニヤリと笑う



山「もし、勇気の中に神獣がいたらどーする?」



アイリは、目をパチパチさせる




ア「なら、もしかして寝かせた理由って」




山「うん。自分の中の神獣と話させてるよ!神の力に触れて意識を失うと、素質のあるものは自分の力と対話する事ができる。まぁ、何度もこのやり方でやると体が耐えれなくて本人が死んじゃうけどな」




山センは、勇気に目を向ける




ア「勇気様って一体何者なんです?私、ゼウス様から護衛につけとしか言われてなくて」



山「んー?勇気はね、オリュンポスでも有名なんだよ。理由は2つあって、こいつの父親。つまりさっきの声の主と…」


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