神様と俺と青春と…
しかし、そんな勇気に相反して


プ『そう、身構えないで』




プロメテウスは、ゆっくりと勇気に近づく



プ『私を制御したければただ条件を飲むだけでいいわ。』    



勇「い、命さえとられなければなんでも」



プ『ふふ。誰もとって食べたりしないわ。安心して。私の提示する条件は、3つ…』




勇気は、唾を飲む




プ『ひとつ。必ずなにかあったときは、私と相談をすること。ひとりで勝手に決めないで。昔、ティタンのヤツらに意見を無視されて結構傷ついたから…』ションボリ


勇『お、おう』
(ションボリしても、かわいいなー)


プ『ふたつ。死なないで。私まで死んでしまうからね。言わば一心同体ってやつよ。』



勇『なら、プロメテウスが死んだら…』



プ『あなたも死ぬわね』ニッコリ



なぜか、プロメテウスが笑う



プ『最後。これが一番大切なんだけど…。』



勇「死ぬなっていう条件より厳しいもんかよ…」



プロメテウスがだんだんうつむいていく



プ『デ……し……』ゴニョゴニョ



声が小さくてまったく聞き取れない



勇「ご、ごめん。まったく聞こえない。」



次の瞬間、プロメテウスが思いっきり顔をあげる



プ『わ、私と、デートをしてください』/////



プロメテウスは、顔から火がでそうなほど赤面していた



予想と真逆をいっていた勇気は



勇「…………ぶっ!あはははははは!!!」



プ『な、なにがおかしいの?一回もしたことないから、してみたかったんだけど…』//////


プロメテウスはすこし悲しい顔をする



勇「いやー。なんかこう生き血をもらうとか記憶を失うとか、結構えげつないの想像してたのに!まさかの、デートとは!!ほんと、神様ってみんな変わってる!!!」



勇気は爆笑する




プ『し、真剣なのにぃ…』ウルウル



勇「ごめんごめん。いいよ、デートね。俺もしたことないからうまくエスコートできるかわからないけど」



プ『ほんとに?やったー』




プロメテウスは、ぴょんぴょんはねまわる

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