神様と俺と青春と…
勇「そういえば、天使って言ってたな。」
山「さてと、今からはお勉強の時間だぞ?結城勇気くん。いまから、“この本”で神の歴史のお勉強の時間です。」
山センは、いつの間にか手にもっていた“イリアス”と書かれた本を取り出す
勇「……山セン、どこにあった?」
山「……ダンボールの中。」
勇「それもボイスレコーダーと一緒にわたせよ!」
山「悪かった悪かった。じゃ、授業はじめるぞー。寝たらお前を燃やすからなー」
勇「謝罪が適当すぎる!それに燃やすってどゆこと!?」
サ「私は寝る。」Zzzz
こうして、山センと勇気のマンツーマンの神様の歴史の授業が夜通しで行われた。
サ(私の記憶が殆どない…。あるのは、彼の記憶が少しと私の力の使い方。それに忌まわしい戦争の記憶…。他の記憶は全然思い出せないわ…)
サクヤは、実際は殆ど記憶が残っていなかったが、これが人の中に入って神獣の役割をした一つの現象なのだろうと勝手に納得して今度こそ眠りに落ちた。