神様と俺と青春と…
サ「びっくりしたー。」



サクヤは、目をぱちくりさせる



香「サクヤさんって、凄いかわいいよね!ほとんどがクールすぎるけど…」



勇「確かに。笑えば凄いかわいいのにな!でも、香織の言うとおりクールすぎる!」



サクヤはいきなりクールすぎると言われ戸惑い始める



サ「神様に感情なんて不要だもん。それに私が明るいと気持ち悪いでしょ?」



二人のご機嫌をうかがうようにサクヤは言う



香「そんなことないよ!絶対かわいいよ!」



勇「そうだそうだ!それに、神様なら感情はなおさらいると思うぞ?相手の気持ちを読み取って考えるなら、なおさらな!」



サ「で、でも。神様の昔のしきたりで、感情があると敵に情けをかけたり…」



勇「大丈夫!昔は昔!今は今!」



香「そうだよ、サクヤさん!神様が感情をだしちゃだめなら、私、神様なんて嫌だよ?それに、山口先生なんて感情むき出しだから死んだほうがいいじゃない」




香織は笑顔できついことを言い放つ



サ「そう……なのかな…」////



サクヤが少し嬉しそうな顔をし始める



勇「よし!香織が外見コーディネートなら、おれは内面コーディネートだな!」




香「また、うまいこと言っちゃって!でも、賛成ね!今日で、サクヤさんを改造しちゃいましょ!」





いつの間にか、サクヤのデートから、サクヤの改造計画へと変わっていった




サ(わ、私もっと、笑いたい!もっと泣きたい!)





サクヤは、生まれてはじめて感情を表に出したいと考え始めていた


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