このせかいに

隣り町にある
ショッピングセンターの時計台の前で待ち合わせをした

『お待たせっ!!慎吾くん早いんだね♪』

待ち合わせ時間までに来たはずが慎吾くんの方が早く来ていた

『いや、楽しみだったし。私服可愛いな…』

そんな慎吾くんの言葉にまた心が弾んでしまう

『そ、そんな事ないってば!!』

恥ずかしくてうつむいてしまった

慎吾くんは、私の手をひいてくれた

家族以外で異性と手を繋ぐのは、初めてだったから緊張してしまった
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