このせかいに

『美鈴―っ!!いつまで寝てるの!?』


携帯の着信音で
目が覚め出ると懐かしい友達の声がした


『多香子??久しぶりだね』

重たい体を起こすと
通話をしながら
風呂場に向う

『今日は、慎吾くんの結婚式でしょ!?もしかして…昨日飲んでたでしょ??』

『それは、分かってるよ…バレたっ!?』

するどい親友の言葉に笑って返す

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