退屈。
提案があります。
高垣愛梨だ。
「なんなんだ、一体!」
とクラス中の男子が叫ぶ。
「提案があります。」
と高垣愛梨。
そして続けて喋る。
「あなた達は運命を信じる?信じられますか?」
「っはぁ?んなこと知らねぇよ。」
ため息が広がる。
「私は未来が見えるの。私達の未来はないわ。つまり、死ぬってこと。いつ、どこで、誰がは分からない。これは賭けよ。」
「は?」
「イミフーw」
クラスに波紋の声が響く。
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