殺人鬼と私

「私は、高萩緋菜… 14才」
私は、そのあと両親に捨てられたこと、親せきのことを話した

言い終わると

「じゃあ、俺が君に愛情をあげる
だから、代わりに君も俺を愛してくれ」


突然
青原凪が私にそう切り出した

悲しそうな慈しむような…愛する人を見るような、そんな曖昧な表情でーー

「青原凪……
貴方は私を殺すんじゃなかったの?」

「……ははっ…やめた
俺は、殺人は好きだけどね…
特に助けを求めて逃げ惑う人を殺すのが好きなの
君…緋菜は、逃げないし恐怖という感情がないだろう?
だから、殺しても面白くないしね」

「そう…
青原凪……貴方は私を必要としてくれるの?捨てたりしない?」

私が言うと
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