child*medicine
まあ、なんだかんだ慣れてしまえばどうでもよくなります
ここは穏やかな時が流れて心地が良いので
「シア、私の話を聞いているのかい?」
「あ、叔父様すみません、ぼうっとしてました」
「こらこら、シアはマイペースすぎる」
叔父様はわざとらしく頭に手を置きます
「…それでなんの話だったでしょうか?」
「この年でスルーされると悲しいよ、っと、それは置いといて、はい、いつもの薬」
叔父様はポケットから虹色の綺麗なカプセルを私に手渡します