僕と三課と冷徹な天使 ~2015バレンタイン
母からのダンボールの中身を
ひとつひとつ確認して
冷静さを取り戻す。
りんごやじゃがいもが僕を
正常にさせる。
コオさんの電話が
終わったようなので
「肉じゃが作るんで
食べていってください」
僕は
何事もなかったかのように言う。
「うん。ありがとう」
コオさんもソファに座って
マンガの続きを読み始める。
あの瞬間、僕の気持ちは
コオさんに通じたのだろう。
僕もコオさんの気持ちが
わかった気がする。
それだけで今はいい。
一緒にいられて幸せな
バレンタインだった。
ひとつひとつ確認して
冷静さを取り戻す。
りんごやじゃがいもが僕を
正常にさせる。
コオさんの電話が
終わったようなので
「肉じゃが作るんで
食べていってください」
僕は
何事もなかったかのように言う。
「うん。ありがとう」
コオさんもソファに座って
マンガの続きを読み始める。
あの瞬間、僕の気持ちは
コオさんに通じたのだろう。
僕もコオさんの気持ちが
わかった気がする。
それだけで今はいい。
一緒にいられて幸せな
バレンタインだった。