結婚してください

しかし、流石にこんな生活をいつまでも続けられない。


体力の限界と言うものもある。


子ども達や亜紀の心配ばかりしているが、肝心の俺が無茶な生活なのだ。こんな生活がいつまでも続けられるわけがない。


そう思っていても止められない。


亜紀のそばに居たいんだ。


どんなに亜紀が拒否しても少しも離れていたくない。


こんな時だからこそ亜紀のちょっとした表情を見逃せないし亜紀の仕草も見逃せない。


とは言え、正直疲れが溜まってきた。


子ども達の夜泣きに悩まされ続けているのは亜紀には言えない。


そんな話をすればきっと藤沢愛華に頼めと言うだろうな。


だが、これくらい大丈夫だ。


俺は亜紀の為にもここを離れない。


離れたくないんだ。


亜紀・・・・・・・俺、


もう、ダメだ・・・・・



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