隣の席の苦手なキミと
苦手な男子と隣の席に
席替え、
それは高校生にとって一大イベントだったりする。
「うぅ……南ちゃんの近くがいい……」
そんな中、私、白崎 優香は唯一無二の親友、堀川 南ちゃんに泣きついていた。
「私もよ、優香。」
そんな私をあやしながら言ってくれる南ちゃん。
実は私、南ちゃん意外とは話せないのだ。
人見知りとコミュ障の私には小学校から同じの南ちゃん以外の子と話すのは難しくて、
未だに誰にも話しかけれないまま高校一年生の春を過ぎようとしている。
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