隣の席の苦手なキミと
さっきあったことを、説明すると堀川は顔を青ざめた。
「ヤバ、まじか。これ下手したら優香がいじめられる……」
何かブツブツ言って堀川。
まぁ、伝えられたんだし俺の出番は終了だ。
後になって考えると、この頃の俺からどうかしてた。
いつもは他人の面倒なんて見ないのに、なぜか白崎のことは放っておけないから。
すると次の日、堀川は白崎を完全無視。
白崎は涙目だった。
……っ、アイツ何してんだよ。白崎泣きそうじゃねぇかよ。
グッと堪えてる白崎を見て慰めたくなる。