隣の席の苦手なキミと




「わかんない……」



私がそう言った時、さっき会津くんに告白してた女子が教室に入ってきた。




「どうだった?告白。」



その友達がそう聞く。



私はバレないように聞き耳をたてる。それをみて南ちゃんも聞き耳をたてた。




「えっと、ごめん、好きな子がいる。って言われた……」



女子がそう言うと友達は驚きの声を上げる。




「え、好きな子いるの?意外。ってか、私の友達が告白された時、

『ふーん。だから?

俺、おまえのこと眼中にないし、興味もないし、視界にも入れたくないわ。

おまえの勝手な都合で俺の時間を潰さないでくれる?』

とか、ボロクソ言われたらしいよ。」




< 155 / 300 >

この作品をシェア

pagetop