隣の席の苦手なキミと
「わかんない……」
私がそう言った時、さっき会津くんに告白してた女子が教室に入ってきた。
「どうだった?告白。」
その友達がそう聞く。
私はバレないように聞き耳をたてる。それをみて南ちゃんも聞き耳をたてた。
「えっと、ごめん、好きな子がいる。って言われた……」
女子がそう言うと友達は驚きの声を上げる。
「え、好きな子いるの?意外。ってか、私の友達が告白された時、
『ふーん。だから?
俺、おまえのこと眼中にないし、興味もないし、視界にも入れたくないわ。
おまえの勝手な都合で俺の時間を潰さないでくれる?』
とか、ボロクソ言われたらしいよ。」