隣の席の苦手なキミと
そして放課後。
「白崎、帰るぞ。」
会津くんに声をかけられ、慌てて準備をする。
「うん、いこ。」
あぁ、なんだかとても緊張するなぁ。
なり止まない胸を抑える。
「ちょっと公園に寄っていい?」
会津くんにそう聞かれ、コクリと頷く。
公園につくと、奈々ちゃんが友達と遊んでいた。
「あ、お兄ちゃん!あっ!優香お姉ちゃんもいる!」
優香ちゃんの友達らは帰り、優香ちゃんが駆け寄ってきた。