隣の席の苦手なキミと
「……っ…」
振り返ってみると、そこには中学時代、私をいじめていた、
加藤 汐梨と佐藤 歩美と山田 里奈がいた。
「久しぶりね、白崎さん。」
そういうのはリーダーの加藤さん。
「ど、どうして……っ…」
なんでここにいるの?なにしにきたの?
身体がガタガタと震えだす。
「なによー、せっかく話しかけてあげたのに、そんな怖がらないでよぉ。」
そういうのはぶりっ子の山田さん。
「そうよ、ひどくない?ありえないわ。」
こういうのは美人の佐藤さん。
嫌だ、帰ってよ。私に話しかけないで。いい迷惑なの。
逃げ出したいけど足がすくむ。