隣の席の苦手なキミと
「え、あの、戻るんじゃ…」
「いや、だって、もう間に合わねぇし、
今行ったところでフラフラしてるおまえを見て変な妄想されるのは嫌だし。」
会津くんの言っている意味がよくわからないが、授業はサボるつもりなのだろう。
でも、その方が助かるかも。だって、足に力入らないし……
ジッと会津くんを見てると会津くんは寝転んだ。
「俺、寝るわ。おやすみ。」
そう言って寝始める会津くん。
えぇ、寝ちゃうの?さみしいな。
そんなことを思ってると、会津くんはもう寝息を立てて寝ていた。
寝るの早っ!ねむかったのかな……?
会津くんの寝顔を観察する。