隣の席の苦手なキミと




「おまえが男慣れしてないことはわかった。まぁ、してたらしてたでその男ぶっ飛ばすけどな。」




笑顔で怖いこと言う会津くん。




「男慣れなんてするわけないじゃん…会津くんが…初恋なんだし。」



私がそう言うと会津くんは嬉しそうに笑った。



「そうか、俺が初恋か。」




そして頭を撫でられる。



「俺もおまえが初恋だよ。」



会津くんはそう言って私の額にキスをした。



「じゃあな。」




会津くんはそう言って家を出て行ったのだった。



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