隣の席の苦手なキミと




「で?話聞くけど。どうせ、会津くん関係でしょ。」



「いや、いいよ…」



私がそう言うと睨まれる。




「ふざけんな。そんなの、放っとけないって。」



浜村くんにそう言われ、不思議と話したくなる。



いつもはチャラいのに、今日は珍しく、真面目な表情をしているからだろうか。




「…会津くんがねーー」



気づいたら私は話していた。


昨日のこと全て。



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